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| 耐震補強リフォーム |
1階の壁補強が最も重要
2×4などプレハブ以外の木造住宅で、1981年(昭和56年)以前に建てられた建物は
改正前の建築基準法をもとに設計されており、あるデーターでは7割以上の建物が倒壊
または半壊の危険性があると言われています。阪神大震災で倒壊した建物の状況をみる
と、2階が原型をとどめた形で1階を押し潰しているケース(写真参照)が多くみられ、
その原因として1階の壁量不足や土台と柱の接合部の弱さが指摘されています。

阪神大震災の被害状況(2階が1階を押し潰している)
写真1) 柱が土台から抜ける 写真2) 倒壊した2階建ての隣に建つ
「ホゾ抜け」現象 無事の3階建て
特に、土台と柱の接合部が「ホゾ抜け」と呼ばれる現象(写真1)で1階の柱が浮き上がり、
建物の倒壊につながった例が数多く見られたことから、それまで3階建てにしか設置が義務
付けられていなかった「ホールダウン金具」(写真3)と呼ばれる金物が、2階建てにも設置
が義務付けられるようになりました。よって、震災以後に新築された建物については地震に
対する強度はより高まっていると言えます。
写真3)ホールダウン金具 写真4)後付け補強金具
ただし、ホールダウン金物はあらかじめ基礎コンクリートに埋め込んでおかねばならず、
基本的には新築時にしか取り付けできません。そこで、既設の建物でも簡単に取り付け
できる「ほぞ抜け」防止の金物が開発されました(写真4)。1階の壁量の足りない部分を
補い、さらに接合部に金物を取り付けることで、大地震に耐えうる建物に補強することが
可能です。 壁補強用建材→大建工業 かべ大将
耐震補強工事の必要な木造住宅
診断する人によって診断結果や施工方法はまちまち
耐震診断の診断基準は、一般的に国土交通省監修『木造住宅の耐震診断と補強方法』の
一般診断および精密診断に準拠しています。しかし、評点が1未満(倒壊の危険性がある)
の建物を1以上に上げるためにどのような補強計画を立てるかは、診断者によってまちまち
ですし、それによって工事費用も変わってきます。現状では確認申請書を役所に提出し、国
や地方自治体が診断結果を審査するというシステムがないため、診断者の判断にゆだねざ
るを得ないのが実情です。一部では、悪徳業者が適当な診断をして不当に高い工事を契約
させるなどの被害が出ているようなので、くれぐれも注意が必要です。どこに頼めばよいか
わからないという人は、まず役所に相談してみるとよいでしょう。
悪質リフォーム業者に注意!→名古屋市消費生活センター
NPOを名乗る悪質商法
簡単な診断ができます→誰でも出来る我が家の耐震診断
耐震関連リンク集
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日本建築防災協会
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